《MUMEI》

「冗談でもそんなこと言わないで下さいよ。」


綺嘉は塁羅を抱っこしたまま、噴水の方へ歩いていった。



噴水は10メートルはある丸い形で、円柱の上に乗っているユニコーンの口から水が出ていた。


「あと5分でゾンビが来ます。」


塁羅は懐中時計を見ながら言った。


「でもこんな所が戦場になるなんてな。」


「そうですね。」


『綺嘉、武器出しておけよ。』

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫