《MUMEI》 「おーサンキュー!」 俺たちは、ガイラの背中に乗り飛んだ。 「このまま、氷の霊山まで連れってってくれればいいのに。」 「シンヤ、そんなわがまま言っちゃダメだよ。」 「すまんなぁ、俺はペルナたちを守らなければならない。」 『守るってどういうことなんだ?』 「ゴルオン一族には昔から直感が優れているんだ。 これから何か嫌なことが起こりそうな気がする。」 前へ |次へ |
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