|
《MUMEI》 カウンターで煙草も買って支払いを済ませる。合計2138円也。 気付かないと思ってんのかな またやる気ないありがとうございましたを聞きながら、俺はコンビニを出た。 そもそもアイツは自分の微妙な態度の変化に気付いてんのか？たまにものすごーく冷たい目するんですよアナタ。それからちょっと距離置くみたいによそよそしくなって。俺はあんまりそゆの気にしないけど、ほら、やっぱここまで仲良しになったら逆に不安になるじゃない。ノドに魚の骨突き刺さったみたいでさぁ 帰ったら聞いてみようかな、と俺は思った。何だソレって馬鹿にされてもいいや。この気持ち悪さが消えるなら。 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |