《MUMEI》

連絡の付けやすさはピカイチのはずの携帯は持ち主の声を伝えることはなかった。変わりに不快な留守番電話サービスの音声に切り替わる。

やっぱ帰ってきてるか?

電話もメールもマメなあの男が電話に出ないなんて珍しい。念のためもう一度、やっぱり出ない。

ないとなると余計吸いたくなるのが煙草というもの、俺は若干イラつきながらもうぬるくなったウーロン茶を喉に流し込む。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫