《MUMEI》

「しょうがねぇなー‥‥」

結局俺は携帯と財布をポケットに入れて立ち上がった。すれちがったらしょうがないし、途中で会えたらそれでいい。
もう一度センターに問い合わせる、着信はゼロ。
あぁ、煙草煙草。煙草が吸いたい

俺は部屋のドアを開けた。むっと夜の匂いがした。

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