《MUMEI》 *月光*夜。 薄暗い部屋の中で、瑠果はぼんやりと考え事をしていた。 ステンドグラス。 十字架。 花束。 昼間の事が、まだハッキリと思い起こされる。 (夢のようだな‥) 白い枕を抱くように抱え込みながら、瑠果はそんな事を思った。 そして、これからの毎日に思いを馳せる。 思わず笑みが零れた。 柔らかな月の光。 それが、窓から差し込んでくる。 前へ |次へ |
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