《MUMEI》 *秋晴*「──おはようございます、お嬢様」 「ああ、おはよう。良い天気だな、今日は」 「そうですね。お出かけしますか?」 「庭に行こうと思うのだが──お前はどうする?」 「お嬢様が行かれるならお供しますよ」 冬夜は笑って答えた。 瑠果は帽子を被ると、小さなバスケットを片手に冬夜を連れて外に出た。 前へ |次へ |
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