《MUMEI》

寒気がして目を覚ますと、とても固い感触があった。


「うわっ、なんで・・・」


気づけばマンションの一階駐輪場で寝ていた。


なんでこんなとこで寝てんだろ???


あっ!


そういえばタクシーから降りて、フラフラ歩きながら、少し休憩しようと思って座ったような気がする。


あちゃ〜、そのまま寝ちゃったんだ・・・


誰かに見られてたらどうしよ・・・
すっごい恥ずかしい!


携帯を見ると夜中の2時。


こんな真冬のこの時間だったら寒いはずだわ。


あ!そういえば来週からテストじゃん・・・


風邪ひいちゃまずいし、さっさと部屋に帰ろう。

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