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《MUMEI》 恋におちる瞬間〜前編〜今、私は友達と一緒に不動産にいる。 私は3月に寮を出て、アパートに住むんだぁ☆ 不動産の人が、 「住むアパートは決まったので、書類のことを説明しますね。少々お待ちください。」と言い、席を立って奥の方に行ってしまった。 「ねぇ、文乃。決まったアパート超イイねぇ!」と隣に座っていた友達が言ってくれた。 「うん。イイところが見つかってよかったよ。」 友達の名前は松田美加っていう子で、寮仲間だ。 美加とよく出かけたりして仲が良いんだぁ。今日も自分のアパート探しに付き合ってくれた。 と、その時に携帯の電話がなった。 「はい、もしもし。工藤ですけど。」 「こちらニノ沢郵便局の菅沼と言いますが、荷物を届けにきたんですけど...」 えっ、てことは今寮にいるんだよね〜ι 「すみません、今寮にいなくて...」 「あっ、それじゃあまた届けにいきますが、いつがよろしいでしょうか。」 今は7時ちょっと前。 「うんと、8時過ぎだったらいるんで、その時間でもイイですかぁ?」 「はい、イイですよ。それではまた電話します。」 と電話を切り、文乃は前にも聞いたことがある声だなぁと思いながら、席に座って書類の説明を聞いていた。 前へ |次へ |
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