《MUMEI》
闘い
どうやら、この生き物を倒さないとならないようだ。

生き物は、人型なのだが、頭が獣のようだ。

まぁ狼男ってところか。

その瞬間!

狼男が突進してきた。
速い!!

俺はとっさの事に驚き攻撃を受け吹き飛ばされる。

勝「うわっ!ん?なんだこれ…」

背中に熱い痛みが走り何かを見つけた。

そこには長い棒のような物が落ちてた。

それを拾った瞬間…
勝「槍?」

なんと槍に変化した。
そしてその槍を狼男にむけ、構える。

不思議な事に、槍が滑るように動き、俺には狼男の動きがビジョンのように頭に浮かぶ。
狼男を真っ二つにした。

すると槍は、右腕の中へ吸い込まれるように入っていき、右腕に槍の紋章が入った。

?「やるやる〜。」

声の主は…ロックだった。

勝「どこいってたんだよ。」

ロック「ちと言い忘れてな。地図とこのバッチを渡す。それと西に町がある。行ってみる事だな。」

古びた地図と白銀で太陽をイメージしたようなバッチを受け取った。

ロック「そのバッチは、勝の隠れた力を引き出す。」

とだけ言い残し、ロックは消えた…

俺は西に向けて足を進めた。

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