《MUMEI》
番外編‐永久の想い
「おはようございます。ご気分はいかがですか?」

「絶好調だ」

「お元気そうで何よりです」

「お前はどうだ?」

「え、僕ですか?」

「何やら最近眠れんのだろう?」

「いえ、そんな事はないですよ」

‥いや、私には分かる。

「朝食の支度が出来てますよ」

「そうか、ありがとう」

分かっていても‥やはり私はお前を心配せずにはいられない。

私は‥お前と同じく節介焼きなのかも知れんな。

「さあ、どうぞおかけ下さい」

「ああ」

こうやって、いつもと変わらぬ一日が始まる。

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