《MUMEI》

「───────」

温い。

安心する。

彼はどこへ私を連れて行くつもりなのだろう‥?

駄目だ‥頭が回らん。

本当に眠ってしまいそうだ‥。

「‥‥‥?」

ゆっくりと、フカフカした場所に降ろされる。

恐らくベッドの上なのだろう。

「──お休みなさいませ」

そんな声が、遠くの方で聞こえた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫