《MUMEI》 折り畳まれた セピア色の 紙切れを 開くと… J県I町Uー123番地 田中小夜子 …小夜子さんの? 「そうだぽ」 くまさんは 頷いた。 もしもの時の為に、小夜子が 持たせてくれてたぽ。実は 昨日 思いだしたぽ。 くまさんは、照れたように頭を掻いた。 …おいおい(-.-;)どんだけ オマヌケなんだよ〜(泣) それ あれば すぐ 帰れたじゃん。 私は 言い様のない 脱力感に 包まれた。 前へ |次へ |
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