《MUMEI》 音が止まっては捩子を巻く。 只、その繰り返し。 本当に、只それだけの事。 にも関わらず、私は飽きる事無く続けていた。 「───────」 冬夜はまだ眠っているようだ。 ‥また眠たくなってきた。 「───────」 私ももう一眠りするか。 私はそっと蓋を閉じ、そのオルゴールを両手で包み込んだ。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |