《MUMEI》

「──お嬢様は子どもはお好きですか?」

「ッ!?」

いきなり何を言い出すのだ‥!?

危ない‥。

思わず吹きそうになった。

「お前何を‥」

「聴いてみただけです。悪しからず」

「・・・・・・・・・」

‥冗談にしては笑えんぞ‥?

「嫌いではないですよね?」

「ああ。それが──どうかしたのか?」

だが冬夜は私の質問には答えず紅茶を飲んでいる。

呑気なものだな‥。

「‥‥‥‥‥‥」

だがさっきのは‥どういう意味なのだろう?

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫