《MUMEI》 翌日、俺とタツヤは初めて自分の通う大学に足を踏み入れる。 「今日ってクラス発表らしいぜ」 どこから仕入れたのかタツヤが言う。 「なら今日来て正解だな」 「クラスに誰か友達作れば、授業とかでなくてもノート貸してもらえるしさ」 「そうだな」 俺たちは相変わらずやる気のない会話をしている。 「じゃ、終わったらまた連絡するし、後で落ち合おうぜ!」 そう言って俺は自分の教室へ向かった。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |