《MUMEI》
隆志視点
なりふり構わず来てくれたのは一目瞭然。





頬に落とし忘れのメイクの跡、走ったのかボサボサの髪。




玄関でいてもたってもいられず深いキスを始め、床に崩れ、耳にかじりついて…



「隆志、がっつかないでよー!」



「何言ってんだよ!惇だってもう勃ってるじゃん」



中心を握ってやると
はぁ…と甘い息で答えてくれる。



そのまま擦りながら鎖骨に舌を這わせると、俺の首に腕を回してきた。



「ベッドにしてよー、ここじゃ堅くてヤだ」


「ダメ、待てない、もうめっちゃ欲しい…」


ズルズルとズボンとパンツをまとめて下ろし、尻を両手で持ち上げる。




脚が必然的に高く持ち上がり
「な、脚自分で持ってて、舐めてあげるから」


俺がにっこり微笑みながらそう言うと、惇は一瞬で頬を真っ赤に染めた。

潤んだ眼でジッと俺を見つめてきたが、それでもジッと見つめていたら、観念したのか眼をギュッと閉じて、膝を掴んでくれた。



「いい子だね」



「あっ…、ンッ、はぁ――」


入り口を舌で広げるように舐め回す。


時々チュッと音を発てて吸ったり両方の人差し指の先でぐいぐい広げながら 舐め回す。






「なんかっ、もどか…しい、口じゃ足りな、…っ、アアッ!もっとッ!はぁあンッ!」


しつこく焦らして愛撫してたら泣かせてしまった。


そこから口を離すとハアハア言いながら腰が揺れている。


「欲しい?」


「う、ヒクッ…、欲しいよー、挿れて?抱いて、抱いてよ〜!」


可愛い泣き顔で抱きつかれて、もう堪んない!


カチャカチャとベルトを外し、蹴り飛ばしながらデニムとボクサーを脱ぎ、俺の高ぶりをひくつくそこにグッと押し付ける。




「ぅう――ん!あ――――っっ!!」




中の方あんまり慣らしてなかったから





「はあぁ、キツっ…痛く…ねーか?」

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