《MUMEI》

問いただせばいい、今ここでブーイングのノリにまかせて自分で確認すればいい。からかい半分妬み半分、男友達がそうするテンプレートのような声で、彼女?って短くそのにやけたツラに、思っても声にだせず。
誰だってそうだ、自分で自分の首を切り落とすなんざ、

あぁぁぁあ、
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ

自分が聞かなくたって誰かが言うんじゃないかと気が気でなく、両耳をふさぎたい衝動にかられる。ようやく自分の気持ちに素直になれたんだ、そんなあっけないおわり方は嫌だ、せめてもう少しこの甘ったるい気持ちに耽溺する猶予が欲しい。

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