《MUMEI》

暗くなり、俺たちは動くの止め火をたいた。


「なぁ俺良いこと思いついたんだけど。」


『何を思いついたんだ?』


「歩くのかったるいから、ムロに乗っていこうぜ。」


「そんなこと絶対無理だよ。それに僕そんなことムロに言えないよ…。」


『例え頼んだとしても絶対断られると思うぞ。』


「頑張って歩いて行こう。」


「そうだな…、それより腹減った!」

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