《MUMEI》

俺はマークをスコープで覗いた。

マークのハンドサインによると、敵は8人、北側から侵入してくるようだ。

その時…。

「Vayan por behind!」

奴らの声がした。

敵の足音が方々に散り、その中の一人がこっちに近づいてくるのが分かった。

俺は瓦礫が散乱する廃虚の中で息を潜める。

ジャ…ジャ…

敵の足音が近づいてくる。

俺は戦闘に備え、ナイフを抜いた。

息詰まるような緊張が、戦場に張りつめる…!

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