《MUMEI》
――親友と恋人と
「――ヤだって!帰んない!帰りませんっ!」




『だって俺めっちゃ暇なんだぞ!たまにはかまえ〜!たまには飯作って〜!たまには抱いて〜っ!アハハハっ!』



「だ、誰が抱くかっ!つか裕斗酒飲んでるだろ、ろれつ回ってねーし!もう切るからな、とにかく今日はダメっ


!!
〜―――あッ!…」




なぜか突然携帯を隆志に取りあげられた。



「なに邪魔してんだよ〜!つかそんなに惇の声聞きたい訳?じゃーよ〜く聞かしてやるよ」




――は?


隆志訳分かんない事言って…



「アッ!…ンッ!」

突然乳首を摘まれ



「コラッ!アッ!」


ドサッとベッドに押し倒され、素早く密部に指を入れられた。



「ア――――っ…たかしっ、ンッ、ンッ、ハァ――」



クチュクチュとわざと音をたてるように動かされて躰がまた一気に熱くなる。



「――ほら、惇に変わるから」



「なっ!…ふぅん…」


隆志は俺の手に無理矢理携帯を掴ませ、更にそれを耳元に持ってかせた。


つか隆志めっちゃ楽しそうだし!



「き…るから」


「切んじゃねー!裕斗に可愛い声確り聞かしてやんだよ!」


――グイッ!…

ジュクッ…


「あ――――っ、ハァ―――…」



脚をグッと抱えられまた隆志を一気に挿入されて…

つか!いつの間にまた勃たしてんだよ〜!!


「ゆ…と…、切って、きっ…アッ!アッ!アッ!」


『――嘘つけ、二人共俺を利用して萌えてんな?
お〜い隆志聞こえてる?もっと声聞かせろよ』



――なっ!



「なんか隆志がどうって聞こえたけど?裕斗何だって?」



「フアアァッ!何でも…アアッ!ヤッ!恥ずかし…アアッ!」

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