《MUMEI》 お手伝いさんの 話〜 「小夜子さまは 心臓を 患っておりまして 数ヵ月前から 入院しております。ええ… ご家族の方は いらっしゃいますが、なんでも 小夜子さまは こちらの自宅を 離れる訳にいかないと…誰かを待っている御様子でした。」 …待っていた?多分 くまさんを…誰かが メモを見付けて 訪ねて来てくれるのを。 「病院に いくぽ」 …そうだね。早く 逢わせて あげたい。 お手伝いさんに 教えて貰って 病院へ急ぐ。看護師さんに 病室を聞き……ドアをノックする。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |