|
《MUMEI》 早起き 〈おれ〉目覚ましが盛大に鳴り響いた。 ―――朝、だ。 頑張ってベッドから降りて、もくもくと着替え始める。 …う――…… 頭ぼーっとする… …眠ぃ… あ―…、やっぱおれ、早起きはキライだ。 着替え終えて、1階に降りると、蓬田ママはすでに朝食を作っていた。 「おはよーございます」 言いながら、おれが台所に入ってくと、 「―…おはよう!!今日はいつもより早いじゃない!…どうしたの??」 と、びっくりした顔で返された。 「え―…、と」 そこでおれは、早起きした理由を話すことにした。 「………弁当、作ろうと思って」 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |