《MUMEI》

ガタンッ


玄関のドアの閉まる音が聞こえた。


その音を聞いて私は渋々起き上がった。


そして健一がセットしてくれた目覚ましを解除する。


「あぁ、だるいなぁー!」


そしてキッチンで水を一杯飲んで、トーストを焼き椅子に座る。





「あっ!もぉー」


ダイニングテーブルに今日の朝刊が置かれていないことに気がついた。


また新聞を会社に持って行ってる・・・
あれだけ持って行くなって言ったのに。


私は何度も言っていることを健一が無視していることに腹が立った。


すっごいムカつく!!


そしてキッチンを見ると、健一の使ったお皿がカウンターに適当に置かれている。


もぉっ!!!!!
なんでシンクの桶につけてないのよっ!


これも何回も何回も言ってることなのにっ!


そして腹を立てながら健一の使ったお皿を洗う。


あぁぁぁぁぁぁぁぁ

もうっ!

あの男のせいで朝からイライラするっ!


そして炊飯ジャーに表示されている時計を見て、


うわっ、やばっ。あいつのせいで遅刻しそう!


そして慌ただしく朝の支度を終え、ダッシュでバス停へと向かった。

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