《MUMEI》
とりあえずティッシュで拭けるだけ拭いて身支度を整える。
シャツの腹ん辺りが冷たくてもう二人爆笑するしかなかった。
飲みかけのドリンクを含みながら時間を見ると結構なイイ時間。
裕斗もそれに気づいた様で
「ハハッ!結構頑張っちゃったね!」
「あー腹も減った、裕斗も腹減ったろ」
「うん、なんかチンチンから全部カロリー放出した感じ」
「確かに!あーもう俺は食欲だけでいーや、てかハメ過ぎてまだチンコしめつけられてる感じする〜」
「スキーやった後のフワフワしたヤツみたいな?、つか俺もまだ中に秀幸がいる感じ残ってる〜!」
▽
――結局俺達はドライブスルーでハンバーガー買って食った。
折角ここまで来たのにこんな状況じゃ外食は無理だから。
「今度から車エッチはゴム使おうよ」
ポテトをモグモグしながら裕斗は言った。
「そうだな、結構車も楽しかったし…、てかなんか運転慣れたじゃん」
「うん、なんかね〜!俺も車買おうかなー」
ポテトを口元に運んでやると美味しそうに食べている。
裕斗はペーパーとはいえ高速を走ったせいでだいぶ自信がついたみたいだ。
何気に運転する姿がだいぶ様になっている。
「大阪走れたら全国走れるらしいぜ?なにわは運転荒いからな〜」
「あー聞いた事ある!ウインカー出すと入れてくんないとかでしょ?無理に入ってからウインカー出すのが大阪のルールなんだよね?」
いや、それは一部だろうからお前は真似すんなって言い聞かせて…。
前へ
|次へ
作品目次へ
ケータイ小説検索へ
新規作家登録へ
便利サイト検索へ
携帯小説の
(C)無銘文庫