《MUMEI》 ショータが両脇に荷物を抱え事務所を横切っていると、タイミング良く事務所の扉が開く。 「お、ナイス!牧野さん、そのまま」 「お?おぉ」 銀縁メガネに顔も服装もいまいちパッとしない感じの牧野功は出勤早々待ったをかけられ目をぱちくりさせるが、すぐにあぁと理解する。 「今日は出張だったか」 「そうっすよ。しかもクマ!クマまじくさいんすよ。牧野さんどうにかしてくださいよ」 「オレに言うなよ。洗えばいいんじゃないか?」 前へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |