《MUMEI》

いつもどおり、店はほぼおれの客、売り上げも好調。


「いらっしゃいませ〜〜!!凛香さんご来店です〜」


「蓮〜」

「いらっしゃい!凛香が来てくれると落ち着くよ!」

いつもの席に案内する。



「何いってんの?熱でもあんじゃない?」

前の方が凛香と距離があった。
無いと思っていたが今の方が、近い。
もちろん友達としてだが。


「今日はあたし、他の客引くまでいるから〜。飲みに行くよね?お姫ちゃん大丈夫なの??」

「おう!いこうぜ。
お姫ちゃんには言ってきたよ」

「はは〜〜ん・・・あんた達なんかあったでしょ??このちょっとまのあいだに。」


・・・・・・ばれてる・・・・


「ないよ・・・・」


「凛香様に隠し事はだめよ〜〜。まあ、やってはないわね。そのフェロモンじゃないわ。キスかしらね」


どき!!!!!!とした・・・・

なんなんだ凛香って・・・・・




女って怖ぇえええ。

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