《MUMEI》

「やっと 起きたな。ネボスケ猫め!」

僕の 前には さっきのキンキン声の主。
どうみても お猿さんの ようなんですが?

しかも 羽 生えてて 飛んでるんですけど。なんで???

「おいっ ボケ〜ッとしてないで 神様んとこに 行くぞ。」

…へっ? 神様?

「なんで?」

僕は パタパタ飛んでる お猿さんに 尋ねた。

「はあ?トボケタ猫だな〜。お前さんは 昨夜 車に 跳ねられて死んだんだよ。そんで今、天国に いるんだよ。分かったら いくぞ!」

どうも せっかちな 性格の 様子。とにかく 後に ついていく事にした。

…しかし 僕は 死んだのか?実感ないな。これから どうなるのかな?神様って 居たんだな。…

取り止めの ない事を 考えながら 歩いた。

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