《MUMEI》 我流の推理翌日、仕事から戻り郵便受けを開けると、くしゃくしゃにされた広告が入っていた。 ごみ? その広告を手にとって広げ、私はまた血の気が引いた。 そこにはテレビのサスペンス劇場などでよくお目見えする、新聞やら雑誌などから切り抜いた文字で、 『佐久間に騙されるな』 と、書かれていた。 また・・・ 自分の家のポストに入っているということは、犯人はここまで来たということ・・・ そう思うと、まだ近くにいるのではないかと怖くなり走って部屋に入った。 そしてもう一度、その広告を見た。 誰が・・・ 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |