《MUMEI》
突然・・・
「ねぇねぇ火菜。この車両変だよ。」
「え〜?どこが?」
「だって、この車両って休日すっごい込むはずだよね?なのにぜんぜん人がいない・・・」
「ほんとだ〜。」
「それに、この車両、もう七駅も止まっているのにあたし達以外誰も乗ってこない。」
「ほんとだ〜。ちょっと不気味。」
「だから次の駅で別の車両に乗り換えようよ。」
「うん。そうだね・・・」
ガタン!!!!!!
「きゃ!何?どうなってんの?電車止まった?」
「火菜。この列車止まってないよ。しかも、外の景色変・・・ん?」
火菜、寝ている。
他の二人もだ!
私もなんだか眠く・・・
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