《MUMEI》

声のする方へ 進むと
広い部屋に出た。

…ようこそ神の間へ
声が、響いた…


黒猫さん…
「今から する質問に 正直に 答えて くださいね。」

「あなたの 目に 映る 私は どんな姿を していますか?」


僕は 戸惑って しまった。だって 姿なんて この部屋の 何処にも 見えないから。

僕は、正直に
「見えないんですけど。」と答えた。

「目の前には 椅子と 鏡があるだけ です。」

声の主は 高らかに 笑った。

「わかりました。」

次の瞬間〜目の前には美しい 女神様が 立っていました。

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