《MUMEI》
死神(ししん)の槍ディアボロス
ルシフェルは向かって来るダークスピアを軽やかに避けるとそのまま走りシェルアに攻撃を仕掛けた…

「隙だらけだよ」

ルシフェルはそう言ってシェルアの左の脇腹に持っている槍を突き刺した…

「うぐっ!」

「こんなもんか〜大したこと無いね」

ルシフェルはつまらなさそうに言った

「こんな傷掠っただけだ」

「あぁ、動かない方がいいよ?…この槍は死神(ししん)の槍名前はディアボロスと言って魂に直接傷をつける事の出来る槍だよ…」

「魂に攻撃出来る槍か…欲しい……」

「君って欲張りだね……もう…死んでいいよ…」

ルシフェルはディアボロスを構えて古き死神の言葉を紡ぐ……

「我が前に立ちふさがりし敵の魂を喰らい尽くせデーモンズバイト」

ルシフェルは黒く輝くディアボロスをシェルアに向け放ったディアボロスは黒き閃光と成ってシェルアの身体を貫いたのだった…

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫