《MUMEI》
ルシフェルの空間
ザルエは不思議な空間に立っていた…

「ここは何処だ?」

「いつも僕のいる空間だよ」

ザルエは声の聞こえた方をみたそこには自分と同じ人物がいただが一つだけ違うところがあったそれは瞳の色だった

「僕はルシフェル…君はザルエだね?」

「あなたは我が内に棲みし神ですね?」

「そうだよ」

「シェルアはどうなったのですか?」

「僕が殺してしまったよ」

「そうですか」

ザルエはシェルアが死んだ事を聞き少しほっとしていた…

「ルシフェル…聞きたい事が…」

「分かってるよ、何故僕が君に住み着いたのか…だろ?」

ザルエは頷いた

「君は少し特別で体内に神を宿す者だった…って事だよ」

ザルエは何か聞きたそうな感じだった…

「もう時間だよ?…早く戻ってあげないと君を待っている人たちが悲しむよ?」

ザルエはその言葉に頷き空間の出口に向かい空間から出たのだった…

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