《MUMEI》

それから数日。
ヤマと一緒に走った。


「お前かなり走れんだな。」


「まぁ…元陸上部ですから。」


「元バスケ部たろ!!」


ヤマが笑いながら言った。


僕も笑ってた。


「ねえヤマ?」


「ん?」


「何で僕の名前知ってたの?」


「は?」


「いや、だって話したことなかったのに、コンビニで話しかけてきたじゃん?」


「あ〜。お前ちょっと有名なんだよ。」


「何が?」


「メシの時牛乳飲んでてかわいいってウチのクラスの女子が言ってた。」


「マジ?やったぜ!!」


「お前否定しないんかい!!」


「しないよ!!だって事実じゃん!!」


また笑った。


何日か一緒に走ってる内に、凄く仲良くなってた。


次の日。


昼休みのことだった。


「クロ〜!!」


「ん?」


「お客さ〜ん。」


ドアの前にはヤマが立ってた。


「何?」


「お前ホントに牛乳飲んでんだな。」


「い〜じゃん!!好きなんだよ。つかそんなこと言いに来たの?」


「いや、違くて…」


「…何?」


「お前ハンド部入んない?」

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