《MUMEI》 2時間練習を見学していた。 見ているのは面白かったけど、退屈でもあった。 一緒にやりたかった。 練習が終わった。 「クロ。チャリっしょ?一緒に帰ろ〜よ!!」 「うん。」 「じゃちょっと待ってて。」 「は〜い。」 部室の前でヤマを待ってた。 「黒田、また来いよ!!」 「あ、はい。お疲れさまでした。」 「あい。じゃ〜ね〜。」 先輩たちが帰っていく。 5分程して、ヤマが来た。 「わり!!じゃ帰ろ〜か!!」 「うん。」 帰り道。 ヤマが聞いてきた。 気になっていたんだろう。 「どうよ?ハンドボール。」 「いや…普通に面白そうだった。」 「んじゃ入る!?」 「…うん。」 「マジか!?じゃあ明日から参加な!!」 「わかった。」 「道具持ってこいよ!!」 「…ジャージと靴?」 「うん。できればハーパンがいいな。」 「おっけ。」 話してる内に、いつものコンビニの前に来た。 「今日も走るっしょ?」 「うん。」 「んじゃ後でな!!」 「うん。バイバイ。」 その日の夜も、ヤマと走った。 前へ |次へ |
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