|
《MUMEI》 しかし、私の予想に反して、彼女達は… 「俊彦…可哀想」 と言った。 しかも、涙を浮かべている女の子までいる。 (流行ってるの?やっぱり…) 瞳さんは、今、女性達の間では、男性同士の恋愛が流行っていると教えてくれたのだ。 更に、…よくわからないのだが、俊彦は、瞳さん曰く『受けタイプ』で、和馬が『攻めタイプ』らしいのだ。 俊彦は、男性陣全員に抱きついたが、『カップリング的に、和馬が適任』らしい。 だから、瞳さんは、『この説明をすればきっと大丈夫』と力説していたのだが… 正直… 『そういう事情なら、許すわ！ちゃんと演技しなさいね！』とまで言われてしまい 私は、戸惑うばかりだった。 女性達が帰った後 咲子さんは、涙が出るほど大爆笑していたが 私はいまいちよくわからなかった。 とにかく 私の身の安全は、これで保障された。 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |