《MUMEI》
鏡の間
アティとアクトを背に乗せたレミールは最深部へと続く廊下を歩いていた…

「姉さん…父さんと母さんは何で僕達に地上界の調査なんか任せたのかな?」

「わからない…でも何か理由があると思うけど」

そんな話をしているうちにレミールは最深部の鏡の間に着いていた…
鏡の間は無駄に広いが部屋の中央に鏡だけが置かれている寂しい感じの部屋だった…

「姉さん…あの鏡何だか不思議な感じがするよ」

「こんな鏡が扉なのか…行くよアクト」

「うん」

2人は鏡の中に入って行きその後を追う形でレミールも鏡の中に入って行ったのだった…

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