《MUMEI》





「はぁっ!はぁっ!」


「上手だよ、惇、―――最高…」



―――浴槽に寄りかかる隆志の上に跨ってあえいでいる俺。



風呂場にローションがあったお陰で直ぐにエッチにもつれ込んだ。




全部一気に使っちゃう勢いで穴に塗られたり流し込まれたもんだから…――もう、どう動いても痛くねーし、
こんな場所だからこそ大胆になってしまう訳で……






お互いに一回イくと、風呂場にあった大きなマットに寝かされ、両足を大きく開かされた。





「――スッゲー惇のここ…マジエロすぎだって、奥まで見えそうに開いてるの分かる?」



「ぁはぁ、も…はあ…」




分かってるよ、そこが空気に触れてスースーしてる。




俺は隆志とこんな関係になってからというもの、すっかりと



――抱かれる為の躰にされた。



キス一つで簡単に全身が疼く。



指先で乳首を愛撫されただけで甘い声が漏れる。




女の子に触られたって擽ったかっただけのあちこちが隆志が相手だと、こうも違う。



開かれた脚をグッと折り曲げられ何か硬い物が押しあてられた。




「―――ンんッ、…
っはぁッ……あっ…」




隆志を求め手を上げるとギュッと握られた。



そしてモーター音が耳に、躰に響きだす

「はぁあ!ンんン、…ふぁあぁぁー」



「―――惇可愛い」




風呂にワンテンポ遅れて入ってきた隆志の手にはバイブ。




部屋の入り口に自販機があったからそこで買ったんだろうけど…。



なんとなく、まぁいいかって思って―――。



俺だって女の子相手に使ってみたいって思った事あったし。



「…ン、ンん、フゥン、
ぁっ…」



――バイブを出し入れするクチャクチャな音と…機械音。



「―――――!!―――――はっ………あ!―――――いやぁ!
たかしっ!ぁ――――――……っ…」




中で突然ぐりぐりって回りだして!大きくえぐられだして!


「ムリぃ!ぁあっ!ヒッ―――〜〜…ぁあっ!ぁあっ!」




感じ過ぎて暴れだす躰を体重をかけて抑え込まれる。



そして唇も深く塞がれ―――

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