貴方の中の小悪魔
を知る神秘の占い

《MUMEI》

沈黙が続く……


我に返る志葉
自分のした事を見て
少し震えた

「何これ?………すげぇスッキリした……」


自分の中から沸き上がる感情。 こいつ等の泣く姿 怯える姿 スッキリした気分で一杯だった


疲れ果てて地べたに座り込む3人


「…うっ、うん」
咳ばらいをして志葉が言った

「今日は、二股かけられてるの知って…3人で話し合いする為にココに来た…でも、やっぱり、男と女のこういうのはぁ〜…何て言うか…うーん……とにかく、ココにはお前等3人しか居なかった。…分かる?」

3人を見ながら言う。

「じゃあ志葉帰るー……もうこれで終わりね……」


ゆっくりと倉庫のドアを開けて志葉は消えて行った



それが今の志葉になったキッカケみたいなものだ…



その後、卒業まで、今まで通りの“志葉”で普通に学校に通い、普通に卒業した。

家でも今までと変わらずの生活。

志葉にとって家族は大事な者で、家族を悲しませるような事はしたくないから、家族にも、こんな自分は隠し続けた


だから、“もう一人の志葉”って者を知る人はあまりいない……………

前へ |次へ

作品目次へ
無銘の作品を探す
無銘文庫TOPへ