《MUMEI》
アニキ!
ファン「俺についてこい!」

と言ってどこかへ行ってしまった。

勝「おいっ。ファ〜ン。」

ショウ「凄い人ですね。」

目を輝かせてショウは言った。

勝「あのな…。」

俺は、これまでの事をショウに話した。
ショウ「なら、僕もついていきます。こう見えて魔法が使えるんです。」

魔法?

そんな物があるのか?

ショウ「どうしました?」

どうやら、何でもありのようだ。この世界は。

ファン「皆俺の恐ろしさについてくる事も出来ないのか?」
ひょっこりとファンがでてきた。

ショウ「アニキ〜。」

ファン「アニキ?」
ショウ「これからアニキと呼ばせて下さい。」

ファン「おうよ!何たって王者には、子分もいないとな。」
こうしてあっさりと新たな仲間が加わった。

勝「俺、寝る」

だが、二人は、騒ぐは、暴れるは、その夜は大変以外言葉が出なかった。

そして朝を迎えた。
ファン「よ〜し。張り切って行ってみよ。」

どこまでも元気な奴だ。

ショウ「よ〜し。は、はりきって行ってみよ。」

ファン「声が小さい!!」

ショウ「はい!アニキ。」

この後先が思いやられる。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫