《MUMEI》 過去その2ショウ「僕は、とある村の中で生活していました。僕の家は普通の家より一回り小さい家で、僕には両親がいませんでした。」 すると… いままで一人でやってきたのか!? ショウ「そして僕の両親は、僕にとんでもないものを託して姿を消しました。僕に残した物は…… この本です。」 何やら、古そうで赤く分厚い本を出してきた。 とても大切そうに使ったのか、消えかかった文字を修復した跡が見られる。 ファン「それは……。『魔導書』じゃないか!」 勝「なんだそれ。」 ファン「この本を使うと魔法が使えるようになるんだよ。ほら。」 と、ファンは言いながらナイフを無数に出してきた。 ショウ「その通りです。この本にある魔法と契約をすると使えるようになります。まぁ魔法は、適性があって全て使えるわけではありませんが…。」 後の話しを聞く限り、ショウには魔法の才能があり、ほぼ全ての魔法が使えるようになったらしい。 子供なのに… 勝「俺にもやらせてくれよ。」 ショウ「大切にしてくださいよ。」 そういってショウは、俺に『魔導書』を手渡した。 前へ |次へ |
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