《MUMEI》

「うん、分かった。」


「ありがとう。」


塁羅は走って玄関に向かった。


『勳羅さん、ラルンさん、俺も行ってきます。』


「俺もミニ塁羅が心配だから。」


紫吾と綺嘉も塁羅の後を追って走っていった。


「勳羅、塁羅変わったな。」


「変わったんじゃない、昔に戻ったんだ。」


「そうだな。」

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