《MUMEI》 翠華は目をこすり、もう一度塁羅を見た。 塁羅は小さいままだった。 気のせいね。 塁羅は一度深呼吸をした。 大丈夫 小さくなっても 魔法は使える。 ミニ塁羅は小さな手を、壊れた像に向けた。 すると像は水色に光り出し浮き、どんどん直っていった。 翠華は元通りになっていく、噴水に見とれていた。 前へ |次へ |
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