《MUMEI》

「塁羅、魔法使えたな。」


『そうだな、それに良かったな猫化が溶けてきたみたいで。』


「俺は嬉しくないな、あのままの方が可愛かったし。」


『本人はあまり気に入っていなかったみたいだったがな。』


「あぁ。」


紫吾、綺嘉は噴水の方へ歩いていった。


「すごい…、全部元通り…。」


翠華は噴水の中に入り、ユニコーンの像に近づき触った。

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