《MUMEI》

翠華の頬が赤く染まった。


「なぁ今思いついたんだけど、噴水さぁ豪邸の敷地内に置けば?」


「そうですね、僕たちがいる敷地には結界が入っているんで、ゾンビが侵入することは出来ません。」


『でもそれって、勳羅さんの許可が必要なんじゃないか?』


「それは大丈夫です、勳羅は僕に甘いから。」


『それもそうだな。』


「風浦さん、どうしますか?」

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