《MUMEI》 「そうですか、頑張って下さいね。」 「うん。」 翠華は頬を赤く染め、笑顔で返事し歩いていった。 『なぁ塁羅、どうやってこれを運ぶんだ?』 「もちろん、魔法でですよ。」 塁羅は右手を噴水に向け、赤紫色の光で包んでいった。 すると噴水はゆっくり宙に浮かび、どこかに消えてしまった。 「噴水はどこに行ったんだ?」 前へ |次へ |
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