《MUMEI》

塁羅は噴水をゆっくり地面に置いた。


「家に戻りますか。」


「おう!」


『あぁ。』


「でもさぁ、もし魔法なしで家に戻るとしたら、ちょっと遠いよな。」


「もしここに来るんでしたら、口で音を鳴らせば乗り物が来ますよ。」


「乗り物?」


綺嘉は鳴らしてみた。


すると遠くから、馬のような物が走ってきた。

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