《MUMEI》 ミチカ「そうだね〜。じゃあとりあえずそこを歩いている人に訊いてみようか。」 シュンカ「了解」 シュンカ「すいません」 村人A「んだ?」 シュンカ「このへんで…どこか泊めてもらえるような場所とか無いですか?」 村人A「泊めてもらえる所だ?そうかそうか。お前等旅のもんか。何なら家に泊まっていくとえぇ。」 シュンカ「本当ですか!?」 村人A「オラは嘘はつかん。お前等えらいベッピンさんやしのぉ。」 シュンカ「ベッピンさんって…」 村人A「オラは嘘はつかんと言ったはずだ。自信もつとえぇぞ。」 シュンカ「あ…ありがとうございます…」 とりあえずミチカに報告。 ミチカ「どうだった?」 シュンカ「お……おkだった。」 ミチカ「なんか喋り方変になってるわよ。」 シュンカ「そ……そう」 ミチカ「顔も赤いし。」 シュンカ「き//…気のせいだよ//」 ミチカ「ふ〜ん?」 シュンカ「とりあえず泊まるところは確保できたんだし、これでよしとしよう//」 ミチカ「……まあいいけど…」 私たちはとりあえずさっき話した村人の家に泊まることとなった。 村人A「ここだ。」 その家は………結構大きかった。 というより…この村で一番でかい気がする… 村人A「ささ。早く中に入るだ。」 シュンカ「お邪魔しまーす…」 ミチカ「上に同じ…」 ………は? ミチカなんて言って入った? ツッコミたいけどとりあえず我慢。 シュンカ「……な……」 この家…外見も凄かったが中は村にしてはかなりの豪邸だと思った。 すると、さっきの村人が私達の前に来て座り込む… そして私達に深々とお辞儀をする。 村人A「ジユムの村にようこそだ。オラは長老のケチャと申すだ。」 ………はい? 長老ですと? 最初に話した人が長老って… シュンカ「びっくりです…」 しまった… つい口に出してしまった… ケチャ「びっくりしただ?まあよく村人たちにも長老らしくないとか言われることとかあるだ。」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |