《MUMEI》

カオリは否定も肯定もしなかった――…。



「―――……。」


―――間違いないゎ…この女、妊娠してる…!


「ちょっとぉ…アナタ帰って休んだほうが良いわよ…」


―――…そしたら、男達も解散するだろうしね…(笑)


花子は心配する振りをしてカオリを介抱する――…。



「ありがとう――…でも、大丈夫よ…

少し外の風に当たってくるわ…」


そう言って左手に持ったハンカチで口元を拭うカオリ――…



その様子を見て―――…花子はあることに気付いた…。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫