《MUMEI》
実験動物
「所で 黒の院長。彼に 名前を 付けてないのかい? 「彼」なんて呼び名は 可哀想だと 思うがね。」


「ふははっ…白の院長。 君は 実験動物に名前が いると 思うかね?」


そう言い放つ 黒の院長の 目は 恐ろしいほど 冷酷だった。


「とにかく ノラ博士の 協力が ないと 計画が 進まないから 頼んだよ。白の院長?途中下車は 許さないからね。」

そう言って 白の院長を 見据えた。

その頃…

監視カメラに 映る二人は 何も知らずに 楽しそうに 笑っていた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫